実際に、フューチャーホームコントローラーを導入したユーザの方はどのような使い方をしているのでしょうか？
今回は、兵庫県にお住まいのユーザの方にお話を伺いました。



照明、エアコン、テレビ、Blu-rayレコーダー、アンプ、Apple TVなどです。



単純な家電のON/OFFはもちろん、テレビに接続した機器（アンプ、Blu-rayレコーダー、Apple TV、ゲーム機）への表示切り替えなどに使っています。

特に、マクロや会話シナリオを使って、1回声を発しただけで複数の機器を同時に操作できるのが重宝しています。

例えば、「コンピューター、おはよう」と言うだけで、照明とエアコンが付いて、今日の天気を教えてくれるように設定しています。朝起きたばかりで眠い時に無言でスイッチを押すよりも、声を発することで少し目が覚めるのでお気に入りです。

また、テレビの画面をApple TVに切り替えたい場合に、普通ならテレビとApple
TVの2つのリモコンで操作しないといけないですが、「コンピューター、Apple TV使いたい」言うだけで両方の機器を操作できるので便利です。



JavaScriptでカスタマイズできること、SSHでログインできるところは驚きました。明るさと温度のセンサーの値をJavaScriptで読み取り、部屋の温度に合わせてエアコンをつけるかどうかを決めることができるのもスマートで気に入ってます。

Twitterで機能をリクエストするとすぐに対応していただけたのも印象的でした。前日の夜にお願いしたことが朝起きたら実装されているなど、いつ寝てるのか不思議な時間にレスポンスが返ってくるのもある意味驚きです。

家族には、1つの音声コマンドで複数の家電を一括で操作できる点が好評です。



FHCを使い始めて、声だけで家電を操作できるのが意外と便利だと思うシーンがあります。

例えばスーパーで買い物をして両手がふさがっている時でも、「コンピューター、ただいま」と言うだけで照明とエアコンがつくので、帰ってきた後の煩わしさが軽減されます。

また、ご飯を作って、配膳中で両手がふさがっているときに、「コンピューター、テレビが見たい」と言うだけでテレビを準備することもできます。

最近エアロバイクを購入したのですが、リモコンが手元になくても、エアロバイクを漕ぎながら声でテレビを操作できて便利なことに気付きました。

他にも、出かけるときに玄関で靴を履いてからリビングの電気を消し忘れたことに気づいても、大きな声で「電気消して」と言えば消えるので助かります。




音声認識の精度が上がるとやはり嬉しいです。男性の低い声に比べて女性の高い声が認識されにくかったり、何度か言わないと認識されないことがあるので、そこがクリアされたら素晴らしいです。

設定をクラウドで保存できたり、さらにユーザー間で共有できたりして、リモコンを学習させることなく家電の設定を簡単に追加できたら面白いと思います。

あとは、FHCの外側の話になりますが、今後APIを備えた家電がもっと増えると、FHCでできることが大きく広がるので楽しみです。特に家電を操作するだけでなく、家電の情報を取得できるようになると、さらにスマートな処理ができると思います。

企業との連携を考えられているとのことなので、期待しつつ陰ながら応援しています。