1.フューチャーホームコントローラーにLANケーブルを接続します。
最初には必ずLANケーブルを接続します。
起動時にDHCPでIPを取得するためです。そのため電源よりも先にLANケーブルを接続します。
2.フューチャーホームコントローラーに電源ケーブルを接続します。
電源ケーブルを接続します。
電源ケーブルを接続すると、フューチャーホームコントローラーは自動的に起動します。
3.フューチャーホームコントローラーとPCをUSBケーブルで接続します。
今回は初期化をするのでUSBケーブルを接続します。
通常利用時には、USBケーブルを接続する必要はありません。
USBケーブルを電源より後に接続しているのは、今回利用しているメインボードUSB給電でも動作してしまうためです。
USB給電だと赤外線送信のパワーを確保するのが難しいです。必ず電源アダプターを接続する必要があります。
4.ついでなのでマイクを接続します。
初期化には必要ありませんが、マイクを接続してみます。
このマイクを使って音声認識を行います。
声はマイクから1m程度離れた場所から普通に人に話しかける程度の音量で話します。
フューチャーホームは、マイクから1mから2mの範囲で普通に人としゃべる程度の音量に反応するように調整しています。
5.ついでなので赤外線拡張を接続します。
初期化には必要ありませんが、赤外線拡張を接続してみます。
赤外線拡張を利用すると、赤外線が届きづらい位置にある家電にも赤外線を届けることができます。
注意!:ケーブルの端子が3.5∮ジョックとマイクやスピーカーと似ているので間違えないようにしてください。
間違えてつないでしまうと機材を壊してしまうことがあります。
7.フューチャーホームコントローラーが認識されたドライブの中にある welcome.htmlを開きます。
9.welcome画面から「新規登録を開始する」ボタンをクリックします。
10.「新規登録」画面が表示されます。
登録には、メールアドレスとパスワード(任意)が必要です。
フューチャーホームコントローラーに登録するメールアドレスを入れてください。
メールアドレスはパスワードを忘れた場合などにも利用します。
パスワードは推測されにくいものを入れてください。
フューチャーホームコントローラーには、スマホ/インターネット経由で家電を操作することもできるため、
安易なパスワードを利用すると大変危険です。
新規登録が終わると、「リモートからのネットワークの設定」が表示されます。
11.ネットワークの設定を行います。
よくわからない場合は、何も変更せずディフォルトで選択されている「DHCPでの自動取得」のままにしてください。
たいていの場合、この設定で大丈夫です。
固定IPを利用する場合は、設定を書き換えてください。
設定が終わったら、「設定する」ボタンをクリックします。
そうすると、ダイアログが表示されます。
12.設定がファイルをダウンロードします。
設定した内容がファイルに保存されます。
これをフューチャーホームコントローラーに読み込ませることで設定を反映させることができます。
まず、「設定ファイルダウンロードをする」ボタンをクリックしてファイルをダウンロードします。
ダウンロードは適当な場所にコピーしてください。
(まだブラウザを閉じないでください)
13.ファイルをコピーします
先ほどダウンロードした設定ファイルを、
フューチャーホームコントローラーのドライブのトップ(welcome.htmlがあった場所)にコピーします。
コピーされたファイルをフューチャーホームコントローラーが認識し、自動的に設定をリセットします。
ファイルの認識まで1~2分程度かかります。
1~2分待っても初期化が完了しない場合は、
トラブルシューティング「B:何時までたっても設定が反映されません」をご参照ください。
14.設定が反映されます。
設定が反映されると、ブラウザからも認識されます。
また、コピーした設定ファイルが自動的に消去されます。
これで、リモートからのネットワークの設定は完了です。
ネットワークやユーザID,パスワードはリセットされました。
次のURLから利用することができます。
https://fhc.rti-giken.jp/
15.USBケーブルを外します。
設定が終わったので、USBケーブルを外します。