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対話できるツンデレ思考AIを搭載したキャベツ型ホームコントロールデバイス

手ぶら音声認識でホームコントロールできるフューチャーホームコントローラーを開発しているrti技研は、対話できるツンデレ思考AIを搭載したキャベツ型ホームコントロールデバイスを開発いたしました。



独自に開発したツンデレ思考AI
去年のエイプリルフールモデルのキャベツ型からバージョンアップし、独自に開発したツンデレ思考AIを搭載しています。



キャベツという生身の生体型コンピュータに、ツンデレAIを搭載しました。
最初はツン気となっており、使っていくと徐々にデレ気に移行しています。
ツン気では、口調が厳しく素直に従わないキャベツですが、デレ気になるととても愛らしくなります。



ツンデレキャベツが管理する部屋で、苦楽を共に過ごして、徐々に打ち解けて、キャベツとラブラブになれるかもしれない従来にない(多分)ホームコントロールを実現いたしました。
キャベツとツンデレという、IoTデバイスの新たな姿がここに創造されました。


デモ動画

(クリックで再生します。)


この動画は、よくあるハリボテのモックデモではありません。
フューチャーホームコントローラーをお持ちであれば、キャベツ型ホームコントロールを誰でも再現することができます。



再現方法

1.
フューチャーホームコントローラーを手に入れます。

フューチャーホームコントローラーの詳細はこちらをどうぞ


2.
操作したい家電を登録します。



3.
そのままでは、ディフォルトの命令、口調とかぶるので設定でずらします。
音声認識対象外のフラグを入れ、ディフォルト読み上げワードをなしにします。






4.
動作させる呼びかけワードをディフォルトのコンピューターからキャベツにします。



5.
スーパーでキャベツを買ってきます。
最近安くなって130円ぐらいで1玉買えます。



6.
マイクの近くにキャベツを載せます。



7.
最後の仕上げとして、会話シナリオで思考AIである tundere.js を作成し読み込ませます。
(フューチャーホームコントローラーはjavascriptで自由に拡張できます。 )


tundere.js
function rand100()
{
    return Math.floor(Math.random()*100);
}


function is_fire(fire)
{//乙女回路1
	//愛情値
	var love = config_get("love");

	//乱数
	var rand = rand100();
	
	//前回動いたか?
	var is_last_run = config_get("is_last_run");
	if (!is_last_run)
	{//連続してダメだと悲しいので補正してあげる
		rand += 30;
	}

	if( rand + Math.floor(love/10) > fire)
	{
    	//命令実行
		config_set("is_last_run",1);
		config_set("love",love+1);
		return true;
	}
	
	//だが断る.
	config_set("is_last_run",0);
	config_set("love",love+1);
	return false;
}

function speak_onemore(isposi)
{//乙女回路2
	var love = config_get("love");
	var rand = rand100();

	if(isposi)
	{
		if (love < 15)
		{
			if(rand< 50)
			{
				speak("これでいいんでしょ");
			}
			else 
			{
				speak("今回だけなんだからね");
			}
		}
		else if (love < 20)
		{
			speak("別にあんたのためじゃないんだからね");
		}
		else if (love < 30)
		{
			if(rand< 50)
			{
				speak("次からは自分でやりなさいよね");
			}
			else
			{
				speak("もうしかたないんだから");
			}
		}
		
	}
	else
	{
		if(rand< 50)
		{
			speak("いやよ。自分でやりなさいよ。");
		}
		else 
		{
			speak("いやよ。自分でやればいいじゃない。");
		}
	}
}


function arigato_reaction()
{
	var rand = rand100();

	if(rand< 20)
	{
		speak("別にあんたのためにやったわけじゃないんだからね");
		config_set("love",10+config_get("love"));
	}
	else if(rand< 40)
	{
		speak("あたりまえでしょ");
		config_set("love",10+config_get("love"));
	}
	else
	{
		speak("ありがとうなんて嬉しいじゃない");
		config_set("love",50+config_get("love"));
	}
}


function main()
{
	onvoice("でんきつけて",function(){
		if(is_fire(30))
		{
			action("照明","つける");
			speak("電気をつけてあげるわよ");
			speak_onemore(1);
		}
		else
		{
			speak_onemore(0);
		}
	});
	onvoice("でんきけして",function(){
		if(is_fire(80))
		{
			action("照明","けす");
			speak("電気をけしてあげるわよ");
			speak_onemore(1);
		}
		else
		{
			speak_onemore(0);
		}
	});

	onvoice("扇風機つけて",function(){
		if(is_fire(30))
		{
			action("扇風機","つける");
			speak("扇風機をつけてあげるわよ");
			speak_onemore(1);
		}
		else
		{
			speak_onemore(0);
		}
	});
	onvoice("扇風機けして",function(){
		if(is_fire(80))
		{
			action("扇風機","けす");
			speak_onemore(1);
		}
		else
		{
			speak_onemore(0);
		}
	});

	onvoice("ありがとう",function(){
		//キャベツにありがとういう言葉をかけ続けると、
                //ラブ値が伸びます。本当です。
		arigato_reaction();
	});
	onvoice("ゆるしてくださいなんでもしますから",function(){
		//ん?
		speak("ん? 今なんでもするって言ったよね?");
		config_set("love",50+config_get("love"));
	});
	onvoice("きおくしょうきょ",function(){
		//愛情値をリセットします。
		speak("記憶を消します。新たな私を再び愛してくれますか?");
		config_set("love",0);
	});
}



8.
キャベツと戯れます。





来年のエイプリルフールをお楽しみに。





FutureHomeController

FutureHomeControllerは、ハンズフリー音声認識技術を利用した、ホームコントロールです。
これを使うと、お持ちの家電を声でしゃべるだけで操作できるようになります。

詳しくはFutureHomeControllerのページをどうぞ。